クワガタ飼育>割り出し
割り出し
採卵セット開始から約二ヶ月後に割り出し作業を行います。
 (マット産みであればケース側面や底面に幼虫が見えるようになったら割り出しOKです)
卵で回収したい場合は♀を取り出した後すぐに割り出してもかまいませんが、孵化率が悪くなる場合もありますので、慣れないうちは幼虫で回収する事をオススメします。
割り出し手順:
産卵木を取り出し、丁寧に割っていきます。
材が硬い場合には手で割るのは大変ですので、アペックスなどの専用工具を準備しておく事をオススメします。
 
ナイフのような鋭利なものは非常に危険ですので使用
   しないで下さい。
取り出した幼虫(または卵)を発酵マットを入れたプリンカップ等に入れていきます。尚、マットを固く詰めると卵から孵化した幼虫や初令幼虫がマットに潜れずに死んでしまう事がありますので、柔らかく詰めて下さい。

 
参考:私の場合、卵であれば外から孵化した事がわかる
     ようにプリンカップの側面に埋めておきます。
アンタエウスやヒラタクワガタのようなマットにも産む種類であれば、埋め込みマットも慎重に調べていきます。
割り出し後の産卵木のカスや埋め込みマットは、後日改めて調べると見落としていた幼虫が回収出来る場合もありますので、一応保管しておく事をオススメします。

ただし、当方では採卵セットが少ない(=割り出しに非常に時間を掛けている)せいなのか、二度目で幼虫を回収出来た事はありません。そんなわけで、最近では一回で作業を終了しています。(^^;
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